熱帯魚、水草を飼育して行くと、病気やコケなど多くの悩みに直面します。
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光が強すぎても光が弱すぎても苔は発生します。また、光が適当であっても、時間が経過すれば苔は発生してしまいます。
発生した苔をほっておくと、水槽一面・アクセサリーまで苔によって占領されてしまい,大変見苦しいものになります。
コケ取り生物(以下:生物兵器)・薬品などにより除去などは可能ですが、原因を絶たなければ再発をしてしまいます。つまりは、苔を発生させない環境を作る事が、とても重要になります。ですが、重要な分、とても困難です。
発生の原因として、外部から持込んだ水草に苔が付いている・長時間の照明時間・直射日光・肥料分が多いなどがあります。
苔対策の方法として、定期的な換水・コケを食べる生物を投入する・発生の初段階での除去・薬品の投入・外光の遮断・適切生体数・フィルター、底砂の掃除・水流を弱めるなどがあります。
■コケ発生の原因■
ここでは、全コケに共通する原因を上げておきます。
水の中に、一定の必要養分が存在している事が原因で発生し、初期状態は養分濃度を超えたばかりの時に発生します。つまり、水槽全体の1/3程度の換水を行えば養分濃度は下がり発生に十分効果があります。
藻類は水草に比べて、リン分の栄養要求度はやや高く、藍藻は藻類よりリン分の要求度が高くなります。
エサなどの食べ残しはコケの養分となりコケの発生を促進しているので、1回2分位で食べられる量を、1日2回与えるようにします。
また、エサの種類によってもコケの発生度合いは違います。野菜より肉類の方が発生度が高く、肉類より内臓という具合に発生度が高くなります。 これは、野菜より肉類のエサの方が、リン分が多く含まれているからです。
配合飼料の中にもフィッシュミール(魚粉:魚を内臓ごとミンチにしている場合が多い)を使用しているもの多いので、原料一覧を見て低リンのものを使用するとコケの発生を低減できます。
よく直射日光は、コケの発生原因と言われていますが、その理由は、蛍光灯よりも日光が強く藻類でも育ち、昼夜のガラス面などの温度差を引き起こすからです。この温度差は、水草の根の成長にはあまり好ましくないのに対し藻類には有利になります。
●下記より苔の種類別の特徴・対策ページへいけます。
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