こしょう病(ウーディニウム病・さび病)

こしょう病,ウーディニウム病

特 徴

 ウーディニウムという繊毛虫が体表に寄生することによって起き、ヒレや魚体に、白点病の白点よりも細かな黄色っぽい粉状の点が現れます。

症 状

 繊毛虫が血液・細胞組織を食べ、その刺激により魚がかゆがり、石などに体をこすりつけるようになり、エラに寄生した場合は、呼吸がはやくなります。

 ヒレや魚体に、白点病の白点よりも細かな黄色っぽい粉状の点が現れ、こしょうをまぶしたようになり、最終的に死亡します。

原 因

 ウーディニウムという繊毛虫が寄生する。
 水温の急変。
 水質の急変。
 水槽セット直後など、水質が安定していない

治療方法

 初期状態であれば治療は比較的簡単だが、重傷になると治療は困難です。

 薬浴の他、塩水浴(0.5%の塩水)を行い水温を30度に上げます。

 飼育環境に起因することが多いので、治療と同時に替水、水槽環境の見直しを行い、使用したネットなどは必ず洗浄します。

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